子供が学校に通い出すと、突然多くなってくる生活の中での「紙」
小学校・中学校の子供さんがいらっしゃる家庭では「紙」で大きな割合を占めているのは「子供の持ち帰る学校プリント」ではないでしょうか。
子供に関わる「紙」の整理方法をお考えの方に、関わり方や保管方法のヒントを紹介します。
こんにちは。共働きで3人の子供を育てている、フルタイムワーキングママのはるひなえです。
3人の子供たちが持ち帰る学校プリントや紙類への関わり方と、整理・保管・断捨離についてまとめています。
生活で発生する「紙」の種類と仕分けの基準
現在の世の中は「ペーパーレス」という概念が主流になりつつあり、様々なもののデータ化が急速に進んでいます。
ですが、いまだに「ペーパー:紙」という形態を捨てきれていないものも多いと感じます。
日々の生活の中で発生する「紙」にはどのような種類があって、どのように関わり、分別していく形が良いのでしょうか?
そこを押さえておくと、その後も応用できます。
私の職場では「文書保管規定」というものがあります。
どの文書(紙類)をどの程度保管するかの扱い方を規定化したものです。
部署などによって内容は異なりますが、大まかには以下のように分かれています。
そして、この仕分け方は一般家庭でも活用できる考え方だと思います。
保管 期間 | 私の職場での例 | 一般家庭(我が家)の例 |
---|---|---|
永久~ 10年以上 | 官公庁通達・回答文書、協定書・契約書、各種決裁書類 | 家の権利書・契約書、年金証書、保険証書、パスポート |
10年~ 5年以上 | 会議議事録、各種伝票類(諸帳簿) | 給与明細、銀行やクレジット関係の契約書 |
5年~ 1年以上 | 官公庁以外の簡易な通達・回答文書、日誌 | 医療費の領収書、家電の取扱書、学校・塾関連の書類 |
上記の内容を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、仕分けの基準は「重要度」です。
「とても重要度が高くて再発行も効かない物」
→「重要度はかなり高いけれど再発行が可能な物」
→「重要度は高めだが再発行や代替え可能となる物」といった段階になります。
重要度の高くないDMなどは、保管せずに処分で良い、と考えられます。
ご家庭にある書類・紙類、これから手元に届くものも、上記の基準で保管期間や取り扱いを決めていくと、仕分けがしやすいです。
また、重要度で保管場所も一緒にしておくと、取り扱いが同じなので管理しやすいのでおススメです。
次からは特に多い「子供が学校から持ち帰るプリント・書類」に焦点を当てて、仕分けだけでなく保管・管理方法も解説します。
子供の持ち帰るプリント・書類「重要度」+「再利用度」で分別
我が家の3人の子供たちは小学校と中学校に通っています。
学校に通い始めて思ったことは、とにかく「プリントが多い」という点です。
毎日、週末、学期終わり。持ち帰る「紙類」がとにかく多いのです。
複数の子供さんがいらっしゃるご家庭では、子供の人数分、更に多くなります。
学校から持ち帰る「紙(書類やプリント類)」も、前項の「重要度」での仕分けを取り入れましょう。
なお、学校関係においては、「再活用度」もプラスして考え、仕分け・保管・管理するのがおススメです。
具体的な仕分け例を以下に記載します。
内容によって「お便り」「期限付き」「学習済」「その他」の4種類で分別
子供たちの持ち帰る「紙」は、大きく分けると以下の4種類で仕分けできます。
記載内容によって状況が変わるかもしれませんが、参考例としてみてください。
次からは、この4つに仕分けした「紙」の保管・管理方法等について紹介します。
月刊&週刊の「お便り」保管・管理方法
月刊や週間のお便りは、その期間見返すことが多いものとなります。「重要度が高い紙」です。
小学校低学年のときは「お便り」に書いている日課表の教科書等を持っていくことになります。
なので、子供が毎日の準備をする時にも必要となります。
また、4月などの学期初めには、担任教員の公用携帯番号や、学校への連絡方法が書いている場合が多い紙です。
そのため「再利用度も高い紙」となります。
そのため、私はこの分別をした紙は「いつでも見れる」「だれでも見れる」を実現するため、「バインダーで子供ごとに掲示」の方法を取っています。
上記の写真が実際の我が家のバインダー掲示です。
どれが、どの子供の掲示かが一目で分かるように、バインダー上部に名前を書いた名刺プレートを付けています。
バインダーに挟めなくなってきたら「再利用度の高い紙」を除いて一括処分することで、一定量のみ残して「断捨離」する形を取ります。
「期限付き」の書類 保管・管理方法
「提出する必要がある」という点で「重要度は高い紙」となります。
そのため、上記と同じく「バインダーで子供ごとに掲示」に一緒に挟むようにしています。
なお、期限付きであることが分かるように次のような工夫をして、終わった後に溜め込まない方法を取り入れるのがおススメです。
期限までに忘れないように提出するためにも「いつでも見れる場所」に「目立つように掲示」をしています。
「学習済」のプリントや関連書類(答えなど)保管・管理方法
持ち帰り4種類のうち枚数が1番多くなるのが、先生に見せた後の宿題や、授業中に使用した「学習済」のプリントです。
子供たちの通う小学校では、持ち帰った後のプリントを再利用して宿題が出ることは無かったので「重要度は低い紙」としていました。
学期末などは大量に持ち帰ることもあります。
この分類の紙は「A4サイズがそのまま入る大きさの段ボールに投げ込み保管」をしています。
そして箱いっぱいになった後は、そのダンボールに蓋をして、1学期の間は部屋の隅に置いて保管。
時期が過ぎても開けなかった(再度見ることが無かった)ときは、その箱ごと処分します。
一括で「断捨離」する形です。
「その他」の紙 保管・管理方法
最後は、どれにも分類されない、「その他」の紙です。
主には周辺地域の施設のお知らせや、各種イベントの告知、勧誘プリントなどの書類です。
いわゆるDM関係ですので「重要度が低い紙」となり、仕分け的にはすぐ処分でも良いものです。
ただし、学校関係の場合は、内容によって「重要度が変わる紙もある」ので、次のような確認をしています。
(A)の場合は、「その他」から「重要度の高い紙」に変更して扱います。
興味を持っている子供のバインダーに掲示して、申し込みが必要な場合は、その期限までに子供に確認して、参加であれば申し込むために随時チェックしておきます。
(B)の場合は「その他」の紙として古紙で処分します。
基本的にチラシ類がほとんどなので、個人情報となるものも記載がない場合が多いです。
そのため箱や袋に投げ込み保管し、いっぱいになったらリサイクル可能な資源ごみ(古紙)として出すか、リサイクルセンターに持ち込みます。
※個人名など個人情報部分は切り取って可燃ごみに捨てます。
まとめ
子供が持ち帰る学校プリント(紙)の保管・管理方法等のまとめは次のとおりです。
毎日、何かしらの紙が溜まっていくので定期的にチェックして仕分けし、整理・処分していくのが必要です。
定期チェックが出来るよう子供ごとに分けているバインダーは台所の横にし、学習済みのプリントなどを入れる箱は、子供たちのランドセル置き場の近くに設置しています。
日々増える生活の中での「紙・書類・プリント」
定期的に処分して溜め込まない生活をしていきましょう。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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