子供さんが小学校に入学する時、共働きの場合は「登下校の子供見守り」について検討されるご家庭もあると思います。
我が家は長男の小学校入学を機会に「docomo」のキッズケータイを契約し、親は「イマドコサーチ」というGPSアプリで見守り出来る環境にしていました。
ところが 2021年12月に「通信費の固定費見直し」を行う中で、「docomo」から「ahamo」の格安SIMへキャリア変更しました。
その時に「契約していたイマドコサーチが使えなくなる」ことが判明したのです。
※この時期(2021年12月)にはahamo契約ではイマドコサーチは使用不可と言われました。
現在docomoホームページでも「探す側、探される側ともにドコモの契約が必要になります。」との記載がありますが、別ページでは「料金プラン「ahamo」でも「イマドコサーチ」がご契約になれます。
また、探される方が料金プラン「ahamo」でもご利用になれます。」との記載がありますので、キッズケータイのソフトウェアアップデート等をすることで活用可能な記載がされていますので、状況によっては今回紹介している見守り機器は必要ないかもしれません。
キッズケータイから新たな見守りGPS機器「BoT」へ変更
次男が小学3年生、長女は5年生で学童保育のない学年だし、放課後に友達と遊びに行くこともある。イマドコサーチ機能が無くなるのは心配でした。
親のキャリア変更は固定費の大幅削減はできますが、子供の見守りGPSが無くなる(追跡が出来なくなる)状況には不安がありました。
そこでキッズケータイの代わりとなる機器を調査した結果、「子ども見守りGPS機器 BoT」に切り替えることにしました。
子供見守りGPS機器「BoT」ってどんなもの?
写真は我が家が購入した「BoT(第2世代)」です。
大きさの比較用に手前に500mlのペットボトルを置きました。
子供が手のひらで握ることが出来るサイズで、大き過ぎず、小さ過ぎず、という印象です。
GPS機器「BoT」の概要は次のとおりです。
- 人口知能で子供たちを見守るGPSロボットとして販売。
- 見守りAI搭載で、子供たちの行動を学習するGPS機器でもある。
- 行動範囲は日本中をカバー。
- 携帯電話回線に自動接続して取得。
- 充電は最長で1か月間は持続する。
- 費用は、端末(初期費用) 4,800円(税込5280円)、月額 480円(税込528円)
- ※第2世代機器の場合。ただし、2022年9月27日現在、第2世代は完売となっているようです。
キッズケータイは「携帯電話」扱いのため、小学校から「自己責任で持たせてください。」と言われていました。
でもこの見守り機器は携帯電話ではないので、気にせず持参できる点も改善されました。
購入レビュー:確認できる「見守り」画面はどんな感じ?
ネットで機器を購入し、2~3日程度で到着しました。
到着したら以下の初期設定は必要です。
・自宅と小学校(定期的に行く場所)の位置を設定
・自分以外で見守る人の設定
設定後はすぐに活用できるので、早速ランドセルに入れて使用開始しました。
その日の動き(通った道)をアプリ画面が示してくれる形です。
ある日、長女が友達と放課後に遊びに行くというので、BoTを持たせました。
すると、いつもの「自宅⇔小学校」の行動範囲を超えたため、通知機能で「いつもの行動範囲から離れています。」というメッセージが届きました。
その時の画面はこのようなものです。
青●が行動履歴ポイント、青枠がいつもの行動範囲です。
青枠の行動範囲を超えた場所に行動履歴が付いたためにメッセージが表示されました。
今回は友達と公園に行くことを聞いていたので、場所を確認して安心することが出来ました。
万が一、これが「もしも」の時は、場所確認が出来るので「防犯対策」になります。
良いと思った機能
「子供の見守り機器」としてを良いと感じるのはもちろん、それ以外にも良かった点は次のとおりです。
- 見守れる人が複数人設定できる。(見守り人数によって料金は変わらない。)
- 行動履歴ポイントをGoogleMapのストリートビューで見ることができる。
- イマドコサーチの利用料とキッズケータイ維持費を考えると、Botは初期費用(本体代)はかかるが月額が安いので継続使用する場合は、キッズケータイよりお得。
総合的に見た時には、キッズケータイよりもBoTの方が良かった点が多いと感じました。
追加で欲しいと思った機能
良かった点が多いので満足ではありますが、イマイチな部分もあり、追加機能として欲しい点もありました。
- いつもの行動範囲が正方形の形でしか設定できないので、よく行く地点を結んだ湾曲のある範囲設定が出来ると、より子供の行動を把握できると感じた。
- キッズケータイでは出来ていたメッセージ通話やボイス通話が出来ると、見守り時に会話が出来るので良いと思った。
以上が我が家が購入した「第2世代のBoT」を使用してみての良かった点と、追加して欲しかった部分の感想です。
現在販売中の最新機種「BoTトーク」の嬉しい追加機能
2022年9月27日現在、第2世代は完売しています。
そして、現在販売中の「BoTトーク」には、私が欲しいと思っていた「通話」機能が追加されていました。
見守り機能だけでなく、やっぱり「いざ」という時に会話できる機能があるのは安心!
お値段は第2世代よりは少し高めです。
端末(初期費用)6,800円(税込7,480円)、月額480円(税込528円)又は 680円(税込748円)となっているようです。
通話機能も含めて、第2世代から追加になった機能を調べてみると次のとおりでした。
- 声を録音したメッセージ「トーク」を、見守り側(親)は携帯から、見守られる側(子供)は、ボタン長押しなどの簡単な操作で送りあえる。
(リアルタイムではなく録音トークを送りあう形で会話ができる。) - 子供がトークを再生したら「既読」が付くシステムあり。
- 1台の端末で、2つのプランを選択。購入後にアプリからいつでも変更可能。
まとめ
共働き家庭の小学生見守りGPS機器「BoT」のまとめは次のとおりです。
最近アプリの更新をしたら、トークボタンが追加されていました。
でも第2世代機器を持っている我が家は使えないのですが、使用画面だけ変わってしまいました。
第3世代の購入をすれば欲しかったトーク機能も使えます。
ですが、まだ購入後1年も経過していないので新機種はお預けです。
AIの発展が早いので、また少ししたら更に優れた機能の見守り機器が発売されているかもしれません。
子供たちの見守りが安全で快適に出来るようになるのは嬉しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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